倉庫のバイトって、黙々と一人で作業するイメージがありませんか?

そう思って臨んだラベル貼りのスキマバイトでしたが、今回は分業制でした。

タイミーで13種類、20回以上のスキマバイトを経験してきた50代主婦です。自分の遅れが全体に影響するプレッシャーの中、午後にはまさかのミス騒動まで発生しました。
この記事を読むと、倉庫作業の分業制の現場がどんな雰囲気か、トラブルが起きたときに気持ちをどう保つかが、リアルな体験談からイメージできます。倉庫バイトを検討中の方の参考になれば嬉しいです。
※この体験は、以前ご紹介ラベル貼りの仕事https://middle-baito.com/skima-picking-4/と同じ勤務先・同じ商品での体験です。ただし今回は梱包方法が異なり、チームで工程を分担する流れ作業でした。納品先が違うためではないかと私は予想しています。
ラベル貼り+梱包の流れ作業、こんな仕事でした
商品はシャンプーとトリートメント。箱から取り出してラベルを貼り、6本1セットでカゴに入れる、という作業です。

工程はこんな流れでした。
- 私(シャンプー担当)ともう1人の方(トリートメント担当)がそれぞれラベルを貼り、カゴに計12本をセット
- 次の担当者がプチプチ袋に2本セットで入れてセロテープで止める
- さらに別の担当者がプチプチの上からラベルを側面と底面の2箇所に貼り、箱に入れて透明テープで閉じる

自分の作業が終わったら次の人へ。流れが止まると全体に影響が出るので、「正確さ」と「ある程度のスピード」の両方が求められます。
ちなみにラベル貼りといっても、ただ貼るだけではありません。もともと容器に貼られているラベルの上に、はみ出さないように重ねて貼る必要がありました。前回の体験でも同様でしたが、地味に集中力がいる作業です。

飲み込みが早くない私には、プレッシャーもありました
正直に言うと、私は新しい作業を飲み込むのが早い方ではありません。
最初は手順を確認しながらの作業で、戸惑う場面もありました。それでも周りの方がフォローしてくれたり、「焦らなくで大丈夫」など気遣いの言葉をかけてくれたりして、午前中は和やかな雰囲気の中で進めることができました。

「居心地がいいな」と感じながら働いていたのを覚えています。
午後、空気が変わった
昼休憩が終わり、午後の申し送りが始まりました。
まず責任者の方から、「このフロアは私語が多い」と上司から指摘があったことを伝えられました。
一通りの申し送りが終わったあと、さらに告げられたのが「ラベルのミス」でした。

作業台の下から、折れ曲がったラベルが発見されたとのこと。商品に貼られているはずのラベルが貼られていない可能性があり、それまでに梱包した段ボールをすべて確認しなければならない、という事態になりました。
責任者の方の物言いは穏やかでしたが、内容は重いものでした。ラベル貼り担当者に対して「お金が発生していることを改めて意識して取り組むように」という言葉もありました。

なお、見つかったラベルが今日のものなのか別の日のものなのかは、最後まで明らかにされませんでした。
さらに状況を重くしたのが、タイミングでした。商品は翌日発送予定。そのため今日中に、これまでに箱詰めした荷物をすべて開けて確認する必要があったのです。今日の分だけでなく、以前に梱包したものまで対象になる可能性があるのだろう、と思いました。

ただ、発送前に見つかったことだけは不幸中の幸いとのこと。もし商品が発送された後にラベルミスが発覚していたら、仕事が吹き飛ぶレベルの問題になっていたと。それを聞いて、確認作業がいかに大切かを改めて痛感しました。
「自分かも」という冷や汗と、気持ちの保ち方
私は自分の作業中、ラベルの数を数えて貼っていました。貼り終わった台紙の枚数も指示通り確認していたので、自分ではないとは思いましたが、それでも、あの場にいると「もしかして自分かも」という感覚が拭えません。生きた心地がしない、とはまさにあの感覚でした。

分担制のグループの中で、不慣れでスピードが遅い私なので、一部の方から疑いの目を向けられているような感覚になり、言い方が強めに感じてしまう場面もありました。ただ、一番接する機会が多かった親切な方は、午前中と変わらない態度で接してくれました。
その方に、思わず本音を漏らしました。
「ラベルの数は数えていたから間違いないとは思うけれど、自分かもしれないという気持ちで冷や汗が出ます・・・」

すると、その方も静かにこう言いました。
「私も何日か前に入ったとき、ミスしてしまったかも・・と思います。」
その一言が、不思議と気持ちを楽にしてくれました。午前中からずっと一緒に作業していて、この方のお仕事ぶりを近くで見ていましたので、ミスをしたとは私には思えませんでした。それでもそう言ってくれた。
「みんな不安を抱えながら、それでもやっている」そう感じたら、今やるべきことに集中しようと思えました。そのうち、気にならなくなっていました。

倉庫の分業制バイト、やってみてわかったこと
分業制の現場は、自分の担当をしっかりこなすことが何より大事です。正確さとスピード、両方が求められます。
それから、予期しないことが起きたとき、ちょっと声をかけやすい人が近くにいるかどうかが、精神的にとても大きいと改めて感じました。一日限りのスキマバイトでも、そういう存在がいるだけで全然違いました。

ミスしたかもしれない不安の中でも、今やれることに集中する。それが気持ちを保つ一番の方法だったように思います。
50代で新しいバイトに挑戦するのは、正直不安が多いです。でも、現場には同じように不安を抱えながら働いている人がたくさんいます。そこに救われることも、きっとあります。

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